2011/01/04

蕎麦の惑星 (超短編小説)

2012年
健康ブームと蕎麦業界の思惑が一致し、季節をまたいで食べる「節越しそば」が誕生。
 
2016年
月をまたいで食べる「月越しそば」が誕生。
 
2022年
朝カレーに対抗すべく「日越しそば」が誕生。
 
2030年
時間の変わり目を祝う「時越しそば」が誕生。
 
2045年
ナノテクにより蕎麦成分を毎秒体内注入する「秒越しそば」が誕生。
 
2060年
別の星に移動しながら食べる「星越しそば」が誕生。
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宇宙船が漂流し、謎の惑星に不時着。
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荒れ果てた地に、灰色の生命体がうごめいている。
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フィアンセが謎の生命体の餌食に!
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「ウェディング越しそば...食べたかったな…」
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「あやかー!」
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顔を上げるヒロの前に、ボロボロになったスカイツリーが見える。
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「ここは地球だったのか!」



●エピローグ
 
人類を蕎麦から救うべく、タイムマシンを作ったヒロ。
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タイムトラベルに成功し、あやかとも再会。
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人々に蕎麦の危険性を説く(特に秒越しそば)。
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自分の作ったタイムマシンで、前の年に戻りながらそばを食べる「逆年越しそば」を思いつくヒロ。
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さらに「逆世紀越しそば」「逆ミレニアム越しそば」、とエスカレート。
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ついに生命の起源まで戻ってしまうヒロ。
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ヒロの体内に残された蕎麦成分から、蕎麦度100%の生命体が誕生。




(著作権フリー)